主に勉強と読書のブログ

社会人から大学編入。覚えているうちにログ残します。

お茶大3年次編入試験体験記|Step5. 面接に向けて勉強する

本記事は、お茶の水女子大学教育学部人間社会学科 (教育科学主プログラム)の3年次編入試験 社会人特別入試の合格体験談です。合格に至るまでの思考経路を簡単にまとめています。編入学を志す方のお役に立てれば幸いです!

 

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さて、今回は「Step5. 面接に向けて勉強する」です。これでラストです!

 

5.面接に向けて勉強する(10月)

一次試験が終わったら、志望理由書に書いた内容をもとに、二次試験に向けて読むべき本のリストアップと面接で質問されることのリストアップをしました。一次試験に向けては、基本的な内容を網羅するための読書ですが、二次試験に向けては、自分が研究したい内容を深く理解するための読書です。人によって読むべき本は異なると思うので、本の紹介は割愛します。

 

さて、面接に向けて、私は2人と接点を持ちました。

一人目は、教育学専攻で、現在、修士課程に在籍している友人です。編入学の経験はありませんが、大学院の入試での面接の経験をもとに、アドバイスをもらいました。

二人目は、何度もご紹介した礼二郎さんです。ちょうど礼二郎さんがメッセージを解放されたタイミングだったので、Twitterのメッセージで志望理由書を送り、記載内容に対してのコメントとアドバイス、読むべき本を紹介いただきました。実際にお茶大で教育について学んでいる方から直接アドバイスいただけるのは本当にありがたいことです…礼二郎さんの理知的な対応に、ますますお茶大への志望度が高まったのは言うまでもありません。こんな素敵な人たちと毎日勉強できるって、本当に楽しそう…!

 

ということで、面接に向けても、粛々と資料をまとめ、その資料をもとに面接の練習を繰り返しました。(つきあってくれた友人たち、ありがとう!!)転職経験もありますし、社会人経験をする中で、社内でも社外でも誰かに何かを伝える・説得する機会というのは多くあったので、話すこと自体に不安はありませんでした。圧迫面接と言われるものについてもだいぶ慣れています。(良いコトなのか、わかんないですね)私の中でのポイントは、専門的な内容と自分のこれまでの経験をどこまで紐づけ、説得力を持たせられるのか、でした。十分とは言えないかもしれませんが、できる範囲ではやりきれたかな、と思います。

 

面接当日、同じ主プログラムで残っていたのは、私を含めて3人でした。優秀そうな子たちと横並びになるので、多少なり緊張しました。が、面接が始まると、緊張している暇はなく、質問に対して的確な回答をできるように必死に考えていた気がします。ただの質疑応答ではなく、対話としてやり取りすることを意識しましたが、かなり素で話していたような記憶です。社会人として、お客様からクレームをもらったことはないので、この面接でも最低限のマナーはクリアできていたと信じたいものです。どうだったのでしょうね。ひとまず、合格できたので良しとしようと思います!

 

 

長くなりましたが、私の編入体験記は以上です!この体験記が、少しでも誰かの力になれることを願って、終わりにしようと思います。皆様の受験が実りあるものになることを、心からお祈り申し上げます!

お茶大3年次編入試験体験記|Step4. 筆記試験に向けて勉強する

本記事は、お茶の水女子大学教育学部人間社会学科 (教育科学主プログラム)の3年次編入試験 社会人特別入試の合格体験談です。合格に至るまでの思考経路を簡単にまとめています。編入学を志す方のお役に立てれば幸いです!

 

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さて、今回は「Step4. 筆記試験に向けて勉強する」です。

 

4-1.専門科目の勉強をする

1か月に10~15冊ほど本を読み、それを自分なりにまとめていく、という勉強の仕方をしました。予備校で勉強すれば、もう少し限定できるのかもしれませんが、起きている事象の背景や因果関係を理解できないと覚えられないので、効率よく勉強することは諦めました。それぞれ、自分にあった勉強法があると思うので、こういう人もいるんだな、程度に見てもらえたらなと思います。

※私はおそらく、多読⇒本を絞り込む⇒資料にまとめながら理解する⇒まとめた資料をもとに友人とディスカッション、という勉強をするタイプです。

※本を読んで資料にまとめるスピードは人それぞれだと思うので、一日何時間勉強した、等の情報は出しません。ご自身のペースに合わせて、読むべき本を選別し、計画を立てていただければと思います。

 

※シンプルに勉強したい人は、以下の礼二郎さんのツイートを参考にしてみてください。

 

 

※独学や勉強に関する本で好きなのは以下の2冊です。他にもいろいろありますが、薄くて読みやすい本を紹介します。

 

ということで、この期間に読んだ本で、専門科目の勉強に役立ったと思うものを以下にまとめます。人によってぴんと来る本は異なると思うので、いろいろ探してみてください。

 

▼土台をつくるための放送大学教材

私も友人から教えてもらって知りました。放送大学の教材は本当にわかりやすくてお勧めです。下記で紹介する本を理解するための土台をつくるために読むと良いと思います。私はこの教材(特に上の2つ)を繰り返し読みました。タイミングがあえば、Radiko等で講義を聴講できるのも良いところです。「大学ってこんな感じだったよな」「合格したら、こんな風に授業を受けるんだよな」という感覚を少し思い出す、イメージすることでモチベーションを維持するためにも聴講していました。

 

▼教育学の全体像をなんとなく理解する

 

▼教育社会学についてなんとなく理解する

 

社会学については、以前に勉強したことがあったので、大枠の理解はできていました。その時は、ギデンズの『社会学を日本語・英語でざっと読みました。また、社会学や社会思想史の入門書などを10冊程度読みました。

 

▼教育思想史や教育史について、なんとなく理解する

 

▼教育格差についてなんとなく理解する

 

▼現代教育の流れや問題点について、なんとなく理解する

キーワードを網羅するために、『最新教育動向2022』を軸にして勉強しました。また、研究者によって何を課題とするかが異なるので、同じキーワードやテーマについて書かれている本を比較し、自分なりに構造理解をしていく、資料にまとめていく、ということをしていました。(同じ内容だが、本によってキーワードが異なる、ということもあったので、この勉強の仕方はおすすめです)ちなみに、この時に作成した資料はパワポで約100ページ。PDFに吐き出してスマホで見ることもできるので、手軽に振り返りできます。試験前に振り返るのにも役に立ちました。

 

4-2.英語の勉強をする

私の課題は英単語なので、基本は英単語を覚えることしかしていませんでした。お恥ずかしいことです。

英単語の勉強で使ったのは『英単語ターゲット1900 6訂版 (大学JUKEN新書)』です。この単語帳を選んだのは、アプリが良くできていると思ったから。予備校に行くより断然安いと思ったので、迷わず課金しました。

 

英単語ターゲット1900

 

 

長文対策は礼二郎さんの情報を参考に、東大の過去問を解きました。要約の問題ではありますが、1文ずつ日本語訳ができるかの確認をするのに使いました。

 

東大の英語 要約問題 UNLIMITED (難関校過去問シリーズ[特別編])

 

※礼二郎さんの記事はこちら

note.com

 

 

また、過去問でUNESCOやOECDのレポートが問題になっていたので、UNESCOやOECDの最近のレポートを確認し、どのような内容について論じられているのかを、日本語・英語でざっと確認していきました。結果、まったく違う内容が出ましたが、自分の英語力の低さを認識し、もっと勉強しないとやばい、と自分を追い込むためには良かったです。サクサク読めるようになりたい…

 

加えて、専門科目対策で整理した最近の教育のキーワードを、それぞれ英語で確認していきました。ポイントになる言葉の意味がわかるだけでも、英文はぐっと読みやすくなるものです。

 

5ページ目は以上です!

 

6ページ目は以下からご覧ください。

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お茶大3年次編入試験体験記|Step3. 志望理由書を書く

本記事は、お茶の水女子大学教育学部人間社会学科 (教育科学主プログラム)の3年次編入試験 社会人特別入試の合格体験談です。合格に至るまでの思考経路を簡単にまとめています。編入学を志す方のお役に立てれば幸いです!

 

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さて、今回は「Step3. 志望理由書を書く」です。
(目次を置くほどではないですが、念のため…)

 

3.志望理由書を書く(8月)

2次試験(面接)は志望理由書をもとにした問答という情報があったため、志望理由書には力を入れました。8月半ばに着手し、出願の9月頭まで、半月ほどかけました。その間、マスター・ドクターの友人や先輩にお願いして、添削していただきました。

 

<志望理由書を完成させるまでの流れ>

  1. 1000~2000字程度で志望理由書を作成する
  2. 友人・先輩に添削をお願いする
  3. 添削された内容を反映する
  4. 上記の2と3を繰り返す
  5. 志望理由書の文字数にあわせて原稿を修正する
    ※私の文字の大きさで、600字程度でした。
     約1400文字分を削減するため、かなり内容を圧縮しました
  6. 志望理由書の原本をコピーして下書きする
    ※原稿いっぱいに収まるようにするために、5, 6回書き直しました
  7. 志望理由書の原本に直接書く
    ※誤字脱字がないことを確認しながら、シャーペンで下書きして上からペンでなぞったにも関わらず、1文字だけ誤字がありました…面接のときに指摘されることはなかったです。良かった…
  8. 記入済みの志望理由書をコピーする/写真を撮る
    ※2次試験の準備をするために、絶対に必要です

 

志望理由書の書き方については、以下のような本が参考になるのではないでしょうか。Kindle unlimitedで0円なので、ざっと流し読みしましたが、参考になる情報が多く、わかりやすいと思いました。また、ここまで深く考えている学生たちが相手になると手ごわいなと、自分の気を引き締めなおすきっかけにもなりました。

 

ゼロから1カ月で受かる 大学入試 志望理由書のルールブック

 

4ページ目は以上です!

 

5ページ目は以下からご覧ください。

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お茶大3年次編入試験体験記|Step2. 対策を立てるための情報収集をする

本記事は、お茶の水女子大学教育学部人間社会学科 (教育科学主プログラム)の3年次編入試験 社会人特別入試の合格体験談です。合格に至るまでの思考経路を簡単にまとめています。編入学を志す方のお役に立てれば幸いです!

 

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さて、今回は「Step2. 対策を立てるための情報収集をする」です。

 

2-1.編入学に関する情報を収集する(7月頃)

ここが本当に重要です!

そもそも、編入学試験を受験する人が少なく、合格する人はもっと少ないので、ほとんど情報がありません。とはいえ、親切な人はいて、なんとかネット上で情報を得ることができました。(今回、私がこの経験をまとめようと思ったのも、この恩恵に預かったから。そして、誰かの役に立てたらいいなと思ったからです)編入学の予備校に通うことも考えましたが、この時に得た情報で十分と考え、独学することにしました。

特に情報収集すべき内容は、「筆記試験の傾向と対策」だと思います。この対策が十分にできているか否かが分かれ道(だと思っています)。

 

私が参考にさせていただいた記事を以下に紹介します。

一つ目は有料かつ”不合格”体験記ですが、非常にわかりやすくまとめてあります。私自身は教育学の門外漢なので、正直、過去問だけを見ても何をすべきかがわかりません。この過去問分析を参考に勉強すべきことを整理しました。少し値下げされているようなので、興味がある方はぜひ。

note.com

 

2つ目の記事はこちら。すでに何度もご紹介しているので、説明は割愛します。

note.com

 

加えて、上記2つ目の記事を書かれた礼二郎さんのtwitterも参考にしました。質問箱でやり取りされていらっしゃいます。すでに回答されている内容がとても役立ちました。ぜひ、過去のツイートを遡って確認してみてください。

twitter.com

 

 

2-2.予備校に通うかを決める

私は、予備校に通わず独学することにしました。その理由は、

  • 上記の情報で、筆記試験の傾向と対策や、公開されていない過去問の出題元の情報を知れた(英語の出題文などはわからないままだが、レベル感がわかったので良しとした)
  • 勉強のスケジュールは自分で決める(基本的に独学することが好き)
  • 志望理由書は友人に確認してもらえることになった(ありがたいことに、修士・博士課程の友人が協力してくれました)
  • 面接対策は不要だと考えた(社会人経験があるので、ある程度は対応できると判断した)
  • 予備校にお金を払うくらいなら、本を買いたい(専門書って高いですよね…)

からです。

 

予備校に通ってもいいのかな、と私が思うのは以下のような人です。(あくまでも私の考えです)

  • 自分で計画を立てる等が不安な人
  • 誰かのアドバイスが欲しい人
  • 確実に過去問が欲しい人
  • 添削をしてほしい人

 

合格者に対して、いろいろと質問している方が見受けられますが、大学が公開していない情報に関しては予測でしか返答できませんし、人によって今時点のレベルが様々だと思うので、「一日、どれくらい勉強すればいいのか?」「いつから勉強すれば間に合うのか?」等の返答は気休めにしかならないのではないかな、と思います。質問している時間があれば、勉強に集中することをお勧めします。もし、そのような個別具体的な内容を質問したい場合、また、何かしらの安心感を求めている場合は、予備校あるいはそれに相当するサービスを利用してみてはどうでしょうか。そのほうが確実だと思います。

 

3ページ目は以上です!

 

4ページ目は以下からご覧ください。

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お茶大3年次編入試験体験記|Step1. 進路を決める

本記事は、お茶の水女子大学教育学部人間社会学科 (教育科学主プログラム)の3年次編入試験 社会人特別入試の合格体験談です。合格に至るまでの思考経路を簡単にまとめています。編入学を志す方のお役に立てれば幸いです!

 

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さて、今回は「Step1. 進路を決める」です。

 

1―1.学部・専門を決める(~6月頃)

大学に戻りたくても、明確な動機がなくては受け入れてもらえません。いったい自分が夢中になれる分野はどこなのだろう、と模索し続けました。正直、この期間が一番しんどかったです。知りたいことがあるのに、それを知るのにどの学問が適しているのかがわからない状態が長く続き、本当に幅広く様々な学問の勉強をしました。(ただし、文系に限る)

私の暗中模索期間は、以下のように過ごしていました。

  • 一つの学問について勉強し、そこから芋づる式に接点のある学問の勉強をする
  • 【本を読む】⇒【その本の参考文献や引用元に当たる】を繰り返す
  • 読書会を開き、相手の知見や意見を聞く。それをヒントに、次に勉強することを決める

4月頃には学部も受験校も決めていましたが、その後、紆余曲折あって、変更することになります。(大きく捉えると、方向性に変更はないのですが…)切り口を変えたことによってだいぶ変わりました。もっと早く気づきたかった、と今でも思っていますが、運や偶然もあると思うので、こればかりはどうしようもありません。また、この期間で勉強してきた内容はいずれも興味深いことばかりだったので、勉強できたことはラッキーだと思っています。タイミングの問題なだけで…

 

1-2.大学院進学と大学編入学を検討する(~6月頃)

最近は、社会人で大学院に進学、というのが一つのブームになっています。私の周りにも社会人院生(修士・博士ともに)が複数人いたので、いつかは自分も、という気持ちがありました。

しかしながら、大学院に進むために必要な「研究計画書」で大きくつまずきます。まったく書ける気がしない。研究テーマが定まっても、その先行研究や研究の方法が適切なのか、わからない。

※卒業した大学(私大文系)は卒論なしで卒業できるため、学部レベルの研究すら経験がありませんでした。

※卒業した大学と学部を変えるつもりだったので、基礎的な内容の理解が不十分でした。

 

加えて、学部で学ぶ内容を押さえているかどうかで、院での研究の充実度が大きく変わるのではないか、と思うに至り、大学院進学ではなく大学編入学を目指すことにしました。その分、お金はかかるけど、背に腹は変えられない・・・

もし、私が学部の勉強は独学で十分と判断したのであれば、研究計画書の添削をしてもらうために予備校に通っていたように思います。

 

1-3.受験校を決める(7月頃)

学部を変更したことにより、受験校も変わりました。というか、受験できる学校探しから再スタートする必要がありました。条件や希望を整理した上で、お茶大を志望校にすることに決めました。お茶大一択です。

受験校を1つに絞った理由は、以下の2点です。

  • 仕事をしながら、複数校を受験する気力と体力はない
  • (私が)本気で行きたいと思っていない大学の受験勉強に集中して取り組めない

例えば、高専から大学編入を考えている方は、ご自身の進路に関わることなので、1校しか受けない、という判断はできないだろうなと思います。これは、私が社会人であるからできた判断です。(最悪、今年合格できなくても、生きていける。いや、とっても合格したかったですが)

 

そして、もしお茶大に落ちたら勉強のモチベーションが保てないだろうな、と思い、今年の10月から放送大学の科目履修生になることにしました。9月末に放送大学の科目履修生の合格通知が届いたので、これを見てお茶大の合格通知が届くことをイメージしながら、受験勉強を続けました。少しお金はかかりますが、社会人で受験する方には、放送大学の科目履修は本当におすすめです!放送大学の講義で楽しく勉強できる、というだけではなく、一次試験直前に届いた放送大学の合格通知には、本当に励まされました。

 

なお、私は「社会人特別入試」を受験しました。受験内容は一般入試を受験する学生とほぼ変わりません。公開されている統計資料を見る限り、近年の社会人特別入試での合格者は皆無でした。おそらく、「絶対評価」で一定の基準に満たない場合は、切り捨てる方式なのだと思います。学生と対等、あるいはそれ以上のアウトプットがなければ落ちると思い、改めて受験勉強に向けて気合いを入れ直しました。

 

お茶の水女子大学の「統計資料」は以下URLより確認できます
 https://www.ao.ocha.ac.jp/statistics/index.html

 

大学院への進学を検討している方へ

(卒業した大学と異なる大学院、あるいは専門に進む場合の話)

編入学は教授との事前の面談は不要ですが、大学院への進学では求められます。私も、最初は大学院への進学を視野に入れていたため、教授との面談の機会を得るために、説明会に参加したり、個別にお時間をいただいたりしていました。出願後には、面談できない学校がほとんどだと思うので、事前にスケジュールを確認しておくことをお勧めします。

また、大学院に進学した友人は、自分が研究したい内容を学ぶのに最適な指導教官のもとへ行くためにも、必ず複数人の教授と面談すべき、と話していました。

 

 

Step1は以上です!

 

3ページ目は以下からご覧ください。

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お茶大3年次編入試験体験記|全体の構成+Step0. TOEIC対策

お茶の水女子大学教育学部人間社会学科 (教育科学主プログラム)の3年次編入試験 社会人特別入試の合格体験記です。入試の内容は学生と社会人で同一なので、学生の方にも参考にしていただけることは多いように思います。良かったらご参照ください。

 

全体の構成

本体験談では、以下の内容についてまとめました。文字数が多くなったため、6部構成にしており、このページが1つ目です。

-------------

はじめに

0.TOEICを受ける ※このページです!

1.進路を決める
1―1.学部を決める(~6月頃)
1-2.大学院進学と大学編入学を検討する(~6月頃)
1-3.受験校を決める(7月頃)

2.対策を立てるための情報収集をする
2-1.編入学に関する情報を収集する(7月頃)
2-2.予備校に通うかを決める

3.志望理由書を書く(8月)

4.筆記試験に向けて勉強する(7~9月)
4-1.専門科目の勉強をする
4-2.英語の勉強をする

5.面接に向けて勉強する(10月)

-------------

 

それでは、本題に入ります!

※これはあくまで私個人の考えなので、同意できる部分のみ参考にしていただけると嬉しいです。

※試験の内容は学生も社会人も同じです。

※私はゆとり世代で、教育内容と授業が少なくなった世代です。浪人時代、先生がクラス全体に対して、「1学年上と比べて学力が低すぎる」と𠮟咤激励されていました。今の若い方々には余裕なことも多いかもしれません。

 

はじめに ※読み飛ばしOK

なんと、お茶の水女子大学教育学部人間社会学科 (教育科学主プログラム)の3年次編入試験 社会人特別入試に合格しました!合格発表当日は半信半疑。昨日、合格通知書が届いて初めて、「本当に受かったんだ…」と思えるようになりました。教育学を専攻すると決めてから受験までの日数があまりなかったこと、そして、そもそも教育学というものを勉強したことがなかったため、受験当日まで自分なりに戦略を立てて進めました。作戦部分は人それぞれだと思うので、特に記述していませんが、その時々の判断することは学生も社会人も受験をする人には共通だと思うので、記憶が鮮明なうちに、まとめておこうと思います。

※「あー今日はもう無理っぽい!全然頭に入らない!集中できない!!」みたいな日もありました。(苦笑)また、仕事をスケジュール通りに進めていても、突発的な依頼次項に追加対応することが必要になる日ももちろんありました。受験は、周囲の協力があって成立するものなので、スケジュールに固執しすぎず、柔軟に対応していく(=日々、あるいは週次で作戦を修正していく)ことが重要だな、と改めて思いました。その代わり、死守しなければならないことは事前に関係者に伝えていました。社会人にとっては当然のことですよね… 長々とすいません。

 

 

0.TOEICを受ける(1月)

念のためTOEICくらいは受けておこうと思って受験したのが今年の1月。結果は805点でした。もともと、偏差値が高い大学に行くつもりではなかったので、軽い気持ちで(使い道はないかもしれないが受けておこう)受験しており、特に焦りもありませんでした。が、今年の夏にお茶大受験を決めた後、もう少し頑張れば良かったと本当に後悔…(お茶大の出願は9月頭。TOEICは受験申込から結果が出るまでの期間が長いので、再受験する時間はありませんでした。)どこを受験するにしても、点数が高いに越したことはありません。編入学試験を控えている皆様は、ぜひ早めに頑張ってください。

 

ちなみに、私は以下の単語帳で単語対策しました。それ以外は何もできていません。(もっと頑張るべきだった…)

 

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

 

ということで、私のTOEIC対策は今年の1月で終了しました。

 

お茶大、あるいはお茶大以上の偏差値の学校を受験する方へ

お茶大合格者の体験記には、合格者のほとんどが【800点台後半以上】と記載あり。私がこの点数で合格できたこと自体が奇跡に思えるくらいレベル高いです。もし時間に余裕があるのであれば、【850点以上】は目指せると良いのではないかと思います。

 

社会人で編入学あるいは大学院への進学を検討している方へ

TOEICと筆記試験の英語は別物です。(筆記試験の対策を兼ねるならば、TOEFLのReadingをやった方がいいのかもしれません。)筆記試験の英語は専門科目に関する英文の読解なので、TOEICよりも断然難しいです。現役の学生の方々は、大学受験の勉強である程度読みなれていると思うので、そんなに問題ないかと思いますが、社会人になって英語にほとんど触れていない人にはハードルが高いと感じました。計画的に進めるならば、TOEICは早々に終わらせて、筆記試験の英語対策に進むべきだと思います。

 

⇒筆記試験の私の英語対策については以下をご確認ください

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⇒筆記試験の英語対策で私が参考にしたのは以下の記事

note.com

 

1ページ目は以上です!

 

2ページ目は以下からご覧ください。

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